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2013.01.01

年 頭 御 挨 拶 

明けましておめでとうございます。
 皆様方に於かれましては、佳き新春を迎えられました事と、謹んでお慶び申し上げます。

 昨年の我国情勢を振り返りますと、災害復興・原発事故処理問題を契機に、次世代の資源エネルギー問題について、国民が一丸となり“持続可能・再生可能”をテーマに議論を深める時機が到来したかと思いきや、にわかに再燃した
領土問題を端に発し緊迫する国交関係に翻弄され、高まった気運は急速に鎮静化してしまったとの感が否めません。

 我々専門工事業界に於いても、建設業就労者の社会保険等未加入問題5カ年計画が官主導で本格始動しました。改革により発生するメリット・デメリットの把握を適切に行い、真に公平な社会の実現に向けて、厳正かつ慎重な対応を
とって頂ける様、取り組んで参る所存でございます。
 自然災害のみならず、政治経済面での動向を受け拡がる不穏な様相に、協調・互恵の姿勢に立ちながら、自らの信念ある状況判断の重要性を改めて痛感いたす次第です。

 こうした厳しい環境の中にあり、昨年始動22周年を迎えた長期性能保証事業は、特に西日本を中心に一定の認知が浸透し、最終的には年間申込件数349件、年間申込金額32億1千万円超を達成。また工事完成保証事業では、年度末には年間申込件数68件、年間申込金額28億4千万円超という数字を記録する運びとなりました。

 当会の保証事業は、お客様の安心・安全を基軸に据え考案されたしくみであり、工事完成保証事業は着工時から竣工まで、長期性能保証事業は完成引渡後の性能を一定期間保証いたしております。保証申込に係る手続きがシンプルである点、そして長期性能保証事業は、案件に応じ必要な部位を抽出して申し込む事が出来る点が、組合員及びお客様のニーズに合致し、記録伸張につながっているのではないかと認識しております。

 現在は、大規模修繕工事への適用が中心である為か、どうしても利用組合員がある程度限られておりますが、今後はより一層多くの組合員に利用頂く事を目指しております。また、保証事業以外のPB商品につきましても、特性や工法の普及に努めて参る所存です。

 一般的に「不安」が増すと、それに比例して「規則」や「制限」が増え、事務手続きや申請手順も複雑化・難解化する傾向がございます。不安要素を可能な限り排除し、柔軟性を持った対応で、組合員にとって使い勝手のよい流れを維持できる様、お客様の立場に立った責任施工体制確立への自覚と啓蒙を遂行いたします。

 今後も“安心・安全”を求める時代の要請に適う事業提供を行うべく、組合員一同、危機管理意識を高く持ち、堅実勤行に努める所存でございます。

 末筆になりますが、本年も一層のご支援・ご協力をお願い賜りますと共に、皆様方の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

全国マスチック事業協同組合連合会           
会長 鈴木  浩之